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緊急特集 ヤフーのGoogleエンジン採用

この夏は、例年にない猛暑、いや酷暑といった方が良いような日が続いています。
米国在住の友人も、いまの日本はグアムよりも暑い!と表現するくらいかなり高温化しています。まだまだしばらくは、厳しい残暑が続くようなので体調を崩さないようにしたいところです。
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
さて、ホームページの活用方法を中心とした「WEBマーケティングのヒント」というタイトルで、今月もお役に立つ情報をお届けいたします。

緊急特集 ヤフー のGoogleエンジン採用

7月27日に、日本のインターネット業界をあっと驚ろかすような発表がありました。

その際のヤフーのリリースでは、次のように書かれています

「検索エンジン(インターネットに存在する情報を検索する機能)」と、「検索連動型広告配信システム(検索キーワードに連動した最適な広告を検索を利用されているお客様に配信するシステム)」をGoogle Inc.(米国カリフォルニア州、米ナスダック上場、以下「グーグル」)のエンジンおよびシステムに切り替える

http://pr.yahoo.co.jp/release/2010/0727a.html

ヤフーが検索サービスに、Googleの検索システム・エンジンを利用するというものです。

実はこれよりもずっと前に米国のYahoo!は、マイクロソフトの「Bing(ビング)」という検索エンジンに切り替えることを発表していました。
※8/25の段階で米国Yahoo!はBingへの移行を完了したようです。

この発表があっため、日本のヤフーでも同じようにマイクロソフトのBingが採用される可能性が高いだろう国内のインターネット・SEO業界では推測されていました。。

ところが、実際には予想されていた
BingではなくGoogleを選択したことが、インパクトのあるニュースとして伝えられているのです。

これについては、

「Bingも候補として真剣に検討したが、日本語化の準備が十分整っているという判断ができなかった」

と説明しています。ヤフーとしては総合的な判断を行った結果として、最終的に選択しなかったということです。

ということで、SEOについては6月のニュースレターでも書いたのですが、今回改めて二大検索エンジンについて取り上げます。

ヤフーの何が変わるのか?

今回の検索エンジンの変更によってヤフーにはどのような変更があるのでしょうか。

ヤフーの発表によれば、変更となる箇所は、

「ウェブ、画像、動画、モバイルの4領域」

となっています。

▼変わらないこと

ヤフーの検索サービスといっても、ご存じのように単純にウェブ検索の結果だけではありません。
周辺地図、グルメ情報・レビュー、ニュースの関連情報、知恵袋の回答や、ショッピングの情報が表示されるケースもあり、これらの表示はGoogleにはないオリジナルなものとして、今後もYahoo!の検索結果として表示されます。

また、広告については、

「検索連動広告のシステムもGoogleのものを採用するが、ヤフーの検索連動広告スポンサードサーチと、Google の AdWords は統合されない」

と説明されています。

▼変わること

一方、ウェブ検索の結果、つまり検索順位については、

「最初はおそらくグーグルとまったく同じになるだろう」

という見解を示したうえで、その後、時間をかけて調整を加えていくことになると述べています。


検索エンジンとしてのGoogleの特徴

検索エンジンシステムにはそれぞれ特徴があります。
これまでのヤフーのYSTと呼ばれる検索エンジンと比べた、Googleの特徴としては、

  • ホームページを公開してもすぐには上位表示しにくい
    評価されるまでにある程度の時間を要する
  • ヤフーで効果のあったスパム的なSEO対策が通じない (現在のヤフーでは効果がある)
  • 検索エンジンのペナルティが厳しい
    不正行為と認定された場合、6か月~1年は復帰しない

といったSEO対策上留意すべき事項がありますが、次のような特徴もあります。

  • コンテンツのボリューム(ページ数、テキスト量)の評価点が比較的高い
    ただし、ホームページのテーマと関連制のあるコンテンツであることが前提です
  • 被リンクの評価・影響が比較的大きく、トップページの評価にも影響を与える
  • 人工的ではない自然なリンク(ナチュラルリンク)の評価が高い
  • ドメインの経過年数(ホームページの年数)も評価対象となっている

検索エンジン対策を考える上では、このような特徴をしっかりと理解しておく必要があります。

SEO対策への影響、そして準備を

現時点では、ヤフーの検索エンジンが切り替わる日程は確定していませんので、しばらくはこの状態が続くかと思います。
ですから今後は、GoogleのSEO対策を中心にシフトしていく必要があります。

具体的には次のようなステップで準備しておくのが良いでしょう。

  1. 現状の把握
  2. 課題の抽出
  3. 対策の立案
  4. 対策の実施
  5. 対策効果の測定と改善

そして、これらの一連ステップをサイクルとして回して効果が現れるまで繰り返すことが、重要です。

このステップでのポイントとなる点をいくつか挙げます。

まず、現状の把握では、検索結果をチェックしますが、 Googleでの順位がヤフーより悪くなっているようだと注意が必要です。
Google向けの対策が十分ではない可能性があります。

Googleでの評価が低い場合には、課題を洗い出します。
被リンクの質と数が不足しているケースのほかに、ヤフーでは有効だがGoogleにとってはスパム判定される可能性のある手法を利用している場合は要改善です。

Google向けの対策は、被リンク数を増やすことを含めて、テーマとキーワードの整合性など基本的な対策が中心になります。また、コンテンツが不足している場合は、追加・修正の計画をたてます。

このタイミングでは具体的な作業をリスト化しておくと良いでしょう。

以降は、リストに基づいて、優先度をつけて対策を実施してゆきます。

この際、自分でできないことは、社外の専門家に協力してもらうほうが、効率良くそして、効果的に作業が進められるので、外注も検討してください。

2010年8月号 『緊急特集 ヤフーのGoogleエンジン採用』緊急特集 ヤフーのGoogleエンジン採用

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