新年のごあいさつ
明けましておめでとうございます。
今年も皆様の集客力UP、業績UPのために、
全力全開で取り組んでまいりますので、
引き続きお引き立て賜りますよう、
宜しくお願い致します。
平成27年元旦
株式会社ピーシー・ブレイン
代表取締役 盛 永 哲 也
Contents
キーワードで振り返る2014年
今年も2014年の検索キーワードに関するランキングが発表されました。
ただ、ヤフージャパンは今回から「Yahoo!検索大賞」というアワードの形でイベントとして打ち出しています。
グーグルからは、従来と同じように各ランキングが発表されていますので、年間のランキングから順番に見て行きましょう。
■年間総合検索ランキング(グーグル)
調査対象期間は、2014年1月1日~11月30日です。
昨年の順位は、右図の通りですが、トップ3は同じで、それ以降も順位の入れ替えはあるもののそれほど大きく変わっていません。
この傾向はここ数年ずっと続いています。Twitterなどタイムラインとよばれる比較的新しい情報が流通するソーシャルサービスの利用が多くなってきてからは、検索キーワードにとって「年間」という時間軸はあまり重要でなくなってきているのかも知れません。
急上昇ワードに着目すれば見えるもの
検索ランキングでは、年間の検索数の合計である総合ランキングだけでなく様々なカテゴリのランキングがあります。
この中でも特に、「急上昇ワード」は総合ランキング以上に注目度が高くなっています。
これは、通常期の検索数に比べて急激に検索ボリュームが増えたワードを指していますが、検索ニーズの変化(需要が急に増えた)を表すものです。
急上昇の要因は、その年のトレンド・流行やその年に起きた様々なことを反映しています。
■2014年グーグルの急上昇ランキング
総合の急上昇ランキングでは、世界的なイベントである「ワールドカップ」が1位に、「ソチオリンピック」は日本人の活躍もあって3位にランキングキングされています。
また、メディアでは社会現象とも言われている「妖怪ウォッチ」が2位になっています。
そして、災害のキーワードである「台風」「御嶽山」、そして感染が問題になった「デング熱」がランクインしているのも、2014年の特徴でしょう。
なお、検索数の年間の推移は下図のようになっています。
ランキングの対象を国外に変えると下表のようになります。
▼検索で振り返る2014(グーグル)
https://www.google.co.jp/trends/2014/
また、グーグル以外の検索サイトでも同様のランキングが発表されています。
▼Yahoo!検索大賞
http://searchaward.yahoo.co.jp/▼Bing検索キーワードランキング
http://www.bing.com/trends/jp/
狙われるサーバーセキュリティ。引き続きの注意を!
セキュリティに目を向けると2014年はサーバー関連するトラブルの多い年でもありました。
12月には映画公開を前にソニーピクチャーズのサイトが攻撃されダウンし、それに続いて北朝鮮のインターネットが著しく接続しにくくなったのも記憶に新しいところです。
影響力が大きいということでは、次の3点については注意が必要です
▼SSL3.0の脆弱性
4月に脆弱性が公開されたもので、「POODLE」というかわいい名称で呼ばれていますが、かなり深刻なものです。回避方法によっては、IE6以前の古いブラウザやフューチャーフォンとよばれる携帯電話(いわゆるガラケー)ではアクセスできなくなるため、モバイルサイト(スマホ向けではなくて)、特にECサイトを運営している場合にはユーザー対応も必要でそれなりに手がかかります。
- SSL 3.0 の脆弱性対策について(IPA)
http://www.ipa.go.jp/security/announce/20141017-ssl.html
▼Bashの脆弱性
「Shellshock」と呼ばれる脆弱性は、サーバー乗っ取りに直結するものでダメージが大きいものです。また、対象も広いためより注意が必要です。
私の周りでも実際に被害にあった企業の方から相談を受けました。この脆弱性を利用されて、外部から別のサーバーを攻撃するコードが送り込まれて実行されている状態でした。原因は、サーバー管理用に導入されているツールが古くこの脆弱性に対して穴を開けているような状態になっていることでした。
この企業の場合は、クラウドサービス(仮想サーバー)を利用していましたが、詳しい担当者もおらず、そのことも問題でした。仮想サーバーは自由度が高く便利ではありますが、反面自分たちの責任においてセキュリティ対策も行う必要があり、利便性や価格だけで安易に選択するサービスではありません。ご注意を!
- bash の脆弱性対策について(IPA)
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20140926-bash.html
▼DNSトラブルによるサイトダウン
3つめはサーバーそのものではありませんが、インターネットを構成する一番の肝である「DNS」のトラブルです。12月22日には、インターネット大手サービスプロバイダーGMOの関連会社で、安価にドメインサービスを提供しているバリュードメインが攻撃を受けて、機能が停止し、結果として「ドメインが存在しない」のと同じ状態になりました。Webサーバーも見られない、メールの送受信も不可という状況です。
因果関係は不明ですが、その2週間ほど前にはDNSサーバーの脆弱性が公開されていて、狙われた可能性もあります。
いずれにしても、このDNSというのはインターネットの基本中の基本で、ダウンすることは即サービス停止につながります。普段気にもしないものですが、サービス提供会社の品質はこういったところの運営にも現れますので、価格や宣伝文句だけでなくしっかりと選びたいところです。
近年のセキュリティ・サーバートラブルは影響が大きくなる傾向になってきています。ダメージコントロールや予防にもしっかりと意識を向けるようにしましょう。
社長のつぶやき
感謝 ~ 今年で創業20年目を迎える事ができました
お陰様をもちまして平成7年2月の創業より今年で早や20年目を迎える事ができました。
こうして20年、営業を続けてこられたのは弊社サービスをご利用いただいているお客様と、またパートナーとしてご協力いただいている皆様方あっての事と、深く感謝を致しますと共に、厚く御礼を申し上げます。
“新しい取引先ができたよ。” “以前より見積依頼が断然に多くなったよ。” “もう1店舗、営業拠点を増やす事にしたよ。” “ホームページにこんな威力があるなんて・・・”
弊社が関わらせていただいたお客様よりこうしたお声を頂戴した時、私たちは自身の存在に確かな価値を認める事ができ、その大きな自信と喜びを次へのエネルギー源としながらこの20年を突き進んで来ました。
もとより我々の使命は、集客力UP、営業効率UPを実現する為のインターネット・マーケティング術の研究、提供にあり、これによりお客様企業の発展に寄与する事を事業目的としてきました。
こうして積み重ねた弊社の知識や経験がお客様企業の発展に貢献し、そしてその成功実績を糧に私たちピーシー・ブレインもお客様と一緒に成長させていただく。
今後もそんな会社づくりを目指してまいります。