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使う?!使わない!?クラウドサービス

こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
この5月は夏日の記録も更新されるくらいで、ホント暑かったですね。週末を小学校のグランドで過ごすことの多い私は早々と焦げてしまいまいた。
さて、ホームページの活用方法を中心とした「WEBマーケティングのヒント」というタイトルで、今月も情報をお届けいたします。

使う?! 使わない!? クラウドサービス

最近何かと耳にすることの多いのが「クラウド」という言葉です。クラウド関連のサービス・商品の営業を受ける機会も多くなっているのではないでしょうか。
そこで今回は、少し趣向を変えてインターネットのサービスを利用する立場としての話題を取り上げてみます。

▼クラウドの意味は・・・

いまさらですが、「クラウド」とは何を意味する言葉なのでしょうか? 
これについて総務省では、次のように説明しています。
「クラウドサービスは、従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを、ネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供するものです。」

ただこのように書かれても、すぐに分かる人もあまり多くないかとは思います。
なお、総務省にうるクラウドサービス関する説明はこちらで読めます。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/basic/service/13.html

▼クラウドの利用状況は

Gmail(Googleのメールサービス)のように本人が意識しないまま使っているようなケースも実はあります

クラウドサービスの特徴 ~ 疑問 そして 注意点

クラウドサービスに関して、よくある疑問について説明します。

▼セキュリティが不安!?

インターネット上に大事なデータを置くことに不安を感じる方は少なくありません。
社内でも取扱注意のものをネット上に置くなんてあり得ない・・・といった感じでしょうか。

実際のクラウド環境のセキュリティは、多くの方が思っている以上に強固です。
データ自体は暗号化されて保管されていることが普通ですし、通信経路も暗号化されています。そもそもデータがどの場所に保管されているのかは分かりません。またデータセンターの場所も非公開で入室することも困難です。

それに比べて一般的な社内サーバーは、せいぜい場所を分離する程度で、高度なセキュリティを維持・運用するのも難しく、安全面でも限度のある環境ではないでしょうか。

たまに耳にする情報漏洩は、実はクラウドのセキュリティが破られた訳ではなくて、アクセスするための情報(パスワード)の管理がずさんなことに起因しているケースばかりです。

▼費用が高い!?

パッケージ等の導入に比べると初期費用が抑えられるもののランニングコストがかかるので、利用期間が長くなるとトータル費用が高くなります。
機能に対する金額だけで評価した場合にはたしかにその通りです。クラウドサービス(クラウド版)を使っているといっても、購入型からサブスクリプション(継続課金)型に変わっただけで単にいままでと同じ使い方をしているのであれば割高です。(ソフトベンダー側がビジネスモデルをサブスクリプション型に変更してきています。これらは課金モデルの変更が主であって、本来のクラウドとはちょっと意味合いが違います)
クラウドならでは信頼性(耐障害、安全)や管理コストの低減、利便性に価値を感じるかどうかです。

実は、クラウドの利用ではセキュリティなどよりも気にしなければいけないことがあります。

▼通信速度の影響

クラウドはその特性上、通信の影響を受けます。社内LANにある場合に比べれば圧倒的に遅いので、頻繁にアクセスする、大量のデータを利用する、大容量のものを扱う場合には、業務効率に影響が出てきます。
ということで、社内ファイルサーバーの置き換えには適していません。(バックアップとしての利用や社外での共有が目的であれば別だが、社内利用環境への考慮が必要)

▼通信回線の問題

インターネットは(電話等に比べて)故障の多い通信方式です。クラウド環境には問題なくても、そこへの通信ができない状況が起こりえます。このような状況でも業務が止まってしまうことのないように、代替の業務手順などを考慮しておく必要があります。

▼アカウントの管理

クラウドサービスを安全に利用するためには、それまで以上に慎重なアカウント管理が必要です。
実際にクラウドサービスの利用しようとした場合、何を想定・検討すれば良いのかについて、社内アカウント(Active Directory)とも連携でき露出も多く見聞きすることの多いOffice365について取り上げてみます。

▼サービスを理解する

Office365のサービスは、次のような機能・サービスの組み合わせで構成されていることを理解しましょう。

  • Word/ExcelといったOfficeアプリケーションの最新版の利用
  • ブラウザ版オフィスアプリの利用
  • 保存用ストレージサービス利用
  • ExchangeやSharePointといったグループウェアのクラウド版の利用

▼制限事項・デメリットの認識

Office365は、XPのような古いOSでは利用できません。また、利用者・利用状況を認証するためにインターネット接続が必要です。ネットにつながっていない端末では利用できません。

▼プラン・タイプの選択

次に最適と思われるプランを選択します。従業員数が300名以下であれば、「Business」がその候補になります。
さらに種類があるので、注意してチェックしましょう。メールサーバーも含めて移行するのであれば「Premium」を選択、またAccessを使いたい場合は、ここに含まれていないので「ProPlus」など別のプランを選ぶ必要があります。なお、PCにインストールする従来型のOfficeアプリケーションが含まれていない「Essential」というプランを選択するケースはあまり多くないでしょう。価格に惑わされないようにしましょう。

▼費用の試算

パッケージ版のOfficeのバージョンアップはだいたい3年でしたから、3年間の利用金額と比較すると良いでしょう。ただし、プリインストール版のOfficeはパッケージ版よりも安価に導入できるので、どのタイプで比較するのかも重要です。比較の例としては

  • Office365 Business 36ヶ月 @900 x 36 = 32,400
  • Office 2013 Home and Business @24,500 (Amazon価格 /※プリンインストール(PIPC)版はさらに安価)

アプリケーションの最新版を利用するだけで、クラウド固有のサービスを利用しなければやはり割高です。

最後は、クラウドサービスの利用に関する注意点です。

本来のクラウドは、信頼性・拡張性の高いインフラがベースなのですが、そうではない普通のサーバー上のサービス区別をクラウド版と称しているケースもあるようです。ネット上のサービス (SaaS/ASP) = クラウドではありません。流行っている、良さそうに聞こえるからと、クラウドという名称を使っているようなサービスには十分に注意してください。(信頼できるパートナーに相談すると良いでしょう)

Google Search Console と検索アナリティクス

Webサイトの運営、活用には不可欠なツールの一つにウェブマスターツールがありますが、この5月20日グーグルはこのツールの名称を変更し、「Google Search Console」として新たに提供を始めました。
この変更にあわせるように5月8日には、「検索アナリティクス」という機能がウェブマスターツールの中で提供が開始されています。

以前は、「検索クエリ」という形で提供されていた機能をより便利にしたこの機能は、同じグーグルが提供するアクセス解析ツール「Analytics(アナリティクス)」では確認できなかったキーワードについてチェックすることができるようになりました。

AnalyticsではWebサイトに到達したキーワードをチェックした際に、実に多くのものが現状では「Not Provided」と表示されてしまっていて、効果的な分析ができませんでした。

これが、検索アナリティクスでは、”not provided” の影に隠れてしまっていた分のキードードも表示されるようになります。
これで、検索ニーズをより正確に分析ができるようになりました。

キーワード分析に困っていた方はぜひご利用ください。
http://goo.gl/qKJIDg


2015年6月号 『使う?!使わない!?クラウドサービス』使う?!使わない!?クラウドサービス

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