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発動相次ぐ手動対策

こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
大雪だった関東よりも暖かそうなソチでのオリンピックは10代の選手が躍動した大会でしたね。このまま世代交代が進むのかと思いきや、葛西選手がんばりましたね。勇気づけられたお父さんは少なくないのではないでしょうか。
さて、ホームページの活用方法を中心とした「WEBマーケティングのヒント」というタイトルで、今月も情報をお届けいたします。

SEOトピック  ~ 発動相次ぐ手動対策

このところグーグルによる大きなアルゴリズム変更は発表されていませんが、ペナルティについての情報は次から次にアナウンスされています。
グーグルの公式ブログ”Webmaster Central” では、「Affiliate programs and added value」として質の低いアフィリエイトサイトに対する警告を先月発しています。警告というのは実際には、手動対策=ペナルティを与えるということを意味している訳ですが、警告以降に、まとめサイトと呼ばれるページ(例えば「NAVERまとめ」を使って構成されたようなページ)が検索結果から減ってきているという情報もあります。

もっとも今回ペナルティを受けたとされているサイトは、グーグルが以前から打ち出している「質の低いページ」として「品質ガイドライン」で取り上げられているようなサイトと同様の構成だったりするので、通常の方法で作られたホームページ自体に影響がある訳ではありません。

そうはいっても、SEO対策として被リンク獲得のためのサイトとして、質の低いサイトを大量に立ち上げている業者もいますので、そのようなページからのリンクを得るようなサービスを利用しているサイトについては影響を受けることになるでしょう。
もし、ペナルティを受けたしまったときにはウェブマスター宛に右図のようなメールが届くので分かります。(※Googleのウェブマスターツールを使っている場合)

こうなってしまうとリンクの削除から対応しなければなりません。


成功するリニューアルのポイント

ホームページを作ってから時間も経って他社と比べて見劣りするようになってきた・・・
最近ホームページの問合せが減ってきたような気がする・・・

いまの時代、ゼロからホームページを立ち上げるよりも既存のホームページをリニューアルするケースの方が圧倒的に多くなっています。

今回はそんなリニューアルを成功に導くためのヒント・ポイントについて解説してゆきます。
なお、ここで取り上げる「リニューアル」という言葉は、全面的に作り替える大がかりなものから、一部のみ部分的な変更までを含む広義のリニューアルとして説明しています。

■リニューアルを意識するタイミング

一度作ったホームページの手直しを意識するのはどういったタイミングが多いのでしょうか。 冒頭にも書いたように、

  • ホームページを開設した当初に比べて問合せや反応が減ったような気がすると思ったとき、
  • 他社のホームページを見たらとても洗練されていて自社のものが陳腐化しているように感じたとき、
  • あるいは、全体的に売上が伸び悩む・減少してきていてその原因の一つして挙げられている、

といった様な状況が多いのではないでしょうか。

現在ではインターネット利用者のほとんどが検索エンジンを利用して情報を探しています。その結果、他社や競合と常に比較されるようになっています。こういった状況では、一度作ったものをその当時のままずっと使い続けるというのではどうしても結果が出にくくなってしまうのです。

■リニューアルで改善できること

そこで状況を改善するための一つの方法として「リニューアル」という対策が出てきます。
他にも「広告」「SEO」といったような方法もありますが、リニューアルによって改善できることの方が多いのです。

例えば、直帰率
ホームページに到達した人が他のページを見ることなくそのまま他へ移動してしまう人が多かった場合、しっかりと見せる、誘導するように構成することで改善することができます。
他のページのアクセスも増えることでサイト全体のページビュー(PV)も当然増加します。

また、一人あたりのページビューが増えるということは、それだけ多くの情報を与えることができる、ファン化してもらえる確率が高まることを意味します。
その結果、もっとも効果が現れることが期待できるのが、「コンバージョン(アクセスから注文・問合せなどに転換する割合)率のアップ」です。
アクセス数を増やすためには継続的な投資が必要になることが多いですが、リニューアルによってコンバージョン率が改善できれば、同じアクセス数のままより多くの成果を手に入れることができる訳です。

成功するリニューアルのポイント

■リニューアル成功のための7つのポイント

ではリニューアルを成功につなげるためのポイントについて実際に例を挙げて説明してゆきましょう。

1)リニューアルの対象を決める

まずは、リニューアルの対象をサイト全体にするのか、一番改善したいいくつかのページ・メニューに絞り込むのかを方針を決めましょう。
サイト全体を対象にする場合は、先に全体の構成を整理する必要があるので、個別のページのリニューアルとは進め方も変わってきます。
そのタイミングで決めきれないのであれば、まずはいくつかのページで試してみるということも良い方法です。


2)何を変えるのかは利用者に聞く

「利用者に聞く」と書きましたが、ヒアリングをするということを意味している訳ではありません。
アクセス解析を使って利用者の残した痕跡を確かめるのです。

3)デザインの方向性は参考情報から

ここは時間のかかるところです。制作会社泣かせといって良いかも知れません。
見たこともないものからイメージを膨らませる・具体的なイメージに落とせるのはデザイナーの能力を持った人たちなので、同じことをする必要はありません。自分が良いと思った、気になると思った、そんな参考にしたいサイトを例としてピックアップしておくと良いのです。

4)構成はしっかりと

リニューアルの一番のコアは変更後の構成です。
サイト全体であればサイトの構成全体を見直します。
ページの一部であっても、ページの構成を考えた上でどのような意図でどこを変更するのかをしっかりと決めてゆきます。
この作業は言い方をかえれば「シナリオ」作りなのです。
この部分はアクセス解析の情報をしっかり分析し、思い込みや勘違いにならないように注意しましょう。
余裕があれば、いったん仮の構成でテストを行い、検証した上で構成をフィックスさせるという取り組みをすると良いでしょう。

5)PC or  NOT

ここ1,2年で大きく変わってきたのが、ホームページを見る人の環境です。従来はPCで見ることだけを想定しておけば良かったのですが、いまでは半数近くがスマートフォンで閲覧しています。
PCで見ているのは実は自分たちだけだった・・・ということになっているかも知れません。これもアクセス解析で分かります。
また、最近ではPCの代わりにタブレットを利用する人の割合も増えてきています。タブレットの画面のサイズはPCとさほど変わりませんが、「指で操作する」ということには実は大きな違いがあります。
マウスで操作するように、あなたの指でホームページをうまくたどることができるでしょうか?PCと似て非なるものがタブレットなのです。

6)出口=フォームの見直しも忘れずに

以外と後回しにされがちなのが、「問合せ」「申し込み」「予約」「注文」といったフォームの見直しです。
せっかくフォームまでたどり着いてくれた見込み客が最後の出口のところで脱落してしまうというのは実にもったいない話です。
必須ではない入力項目は用意しない、スマートフォンなどの端末でも入力しやすいようにする、など工夫する箇所はいろいろあります。

7)できればソーシャルメディアを活用する

せっかくなのでリニューアルの際に、ソーシャルメディアとの連携のことも考えておくと、なお良いでしょう。特に個人向けの商材・サービスだったり、「人」が売りのビジネスの場合には、威力を発揮します。
ちょっとした手間で、費用をかけて広告するのと変わらないアクセス数を稼げるだけでなく、そこを起点に信頼関係を深めることもできるツールです。

以上、リニューアルに関する7つのポイントを紹介してきました。
自分たちできること、制作会社と相談、依頼しながら進めることなどいろいろありますが、結果の出るリニューアルとしての参考にしていただければと思います。

2014年3月号 『発動相次ぐ手動対策』発動相次ぐ手動対策

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